第5回トロンボーンアンサンブルの響宴


いきなり後半へ


V.ネリベル/タワー・ミュージック
1st:川辺・日詰/2nd:鈴木/3rd:鰐渕(真)/4th:小林/5th:鰐渕(鉄)/6th:深谷/7th:佐々木/8th:岡田
全員で演奏した曲。本来は8重奏だが、諸般の事情(?)により、1stのみ倍管で演奏。この写真がないのは、ちょっと残念。
リハーサルではテンポが安定しないなど不安要素はあったが、本番は大きな事故もなく、ベルトーンも評判が良かったようだ。
日詰と分担して吹く約束をしていたのをすっかり忘れてしまい、思い出して吹くのを止めたら、今度は同時に休んでしまったが(汗)
バイオリズムが近いんだよ、やっぱり(爆)
それにしてもこの曲、キマッたらカッコいいよなあ。・・・キマればね(笑)
去年の「つべつ日本フィルセミナー」では、中根先生がやりたくてウズウズしていたのを思い出すなあ。

C.モラーレス/おお、大いなる神秘よ
1st:深谷/2nd:川辺/3rd:日詰/Bass:岡田
今回の曲の中では、もっとも温もりのあるハーモニーを作ることができたのでは。
深谷さんは、大変よくがんばりました。この曲は今までに3回やったけど、今回が一番いい音を出してました。
ちなみに今回コラール系の曲が多いのは、私の確信犯です(笑)
やっぱりトロンボーンの魅力は美しいコラールでしょう。

D.シュペール/ソナタ ニ短調
1st:鰐渕(鉄)/2nd:小林/3rd:深谷/Bass:佐々木
体力的に大変キツい、短期決戦型のこの曲。
しかも、ダ・カーポして本当にソナタ形式にしてしまう、パリトロ風の演奏を実行した鉄平はエライ。
でも、この時代の教会ソナタが必ずしもソナタ形式だったわけではなく、必然性はそれほどなかったりする(爆)
まあ、趣味の世界ということで(笑)

R.ワーグナー/ウェーバーの墓に
1st:川辺/2nd:鰐渕(鉄)/3rd:日詰/Bass:岡田
当初、ガブリエリの4声のソナタを予定していたのだけれど、ソナタが2曲続くのもイマイチということで決めた曲。
ワーグナーが作曲した数少ない宗教曲で、これもコラール系の曲。
ちょっと緊張してしまい、堅さが出てしまったけれど、まあ及第点ってところでしょうか。
それにしても、ウェーバーの遺体をロンドンからドレスデンまでわざわざ運んだとは、知りませんでしたなー。


A.ブルックナー/私は僕ダヴィデを見出し
Choir A Choir B
 1st:川辺/2nd:日詰/3rd:深谷/Bass:岡田  1st:鰐渕(鉄)/2nd:鰐渕(真)/3rd:鈴木/Bass:佐々木
今回唯一の2声部の曲。ブルックナーは宗教曲もいいよなあ。
曲について調べるときに、「わたしはボク」とはなんぞや?と思ったら、僕(しもべ)と読むんだった(笑)
ガブリエリのような「撃ち合い」ではないが、「ウェーバーの墓に」と連続だったので、かなりキツかった。自業自得だが・・・
今回は鉄平に撃ち負けてしまったが、次回は負けない(意味不明)
肝心のコラールのハーモニーがイマイチだったのが悔やまれる。

A.リード/2つのバガテル
1st:鈴木/2nd:鰐渕(真)/3rd:小林/Bass:佐々木
ある「練習曲」の代わりに急遽差し替えた曲。
1stはそんなにキツくないと思ったんだけど。いやーすまんなあ、びんぶん(笑)
そういえば、リードの曲を取り上げたのは初めてだ。リードのトロンボーン四重奏はもう1曲あるんだよな〜。
でも、その前に今度こそは某「練習曲」を演奏してもらわねば(笑)

G.P.テレマン/4本のための協奏曲
1st:日詰/2nd:川辺/3rd:鰐渕(鉄)/Bass:岡田
ありがたいことに、前半の曲の中では特に評判が良かったようだ。
日詰は冒頭を吹きすぎてバテたと言っていたが、この曲は最初のAdagioをいかに明るく響かせるかが肝心。良かったぞ。
Allegroでは、一部「不連続」な部分があったけど(笑)
バストロにもテナーの音域を強いられる部分が多いこの曲、有意ちゃんお疲れさまでした。

後半へ続く