トロンボーン四重奏 作曲者 【S】


サン=サーンス
Camille Saint-Saens(1835~1921)
フランスの作曲家。代表作は「動物の謝肉祭」や「交響曲第3番(オルガン付き)」。
ドビュッシー・ラヴェルが活躍する下地を形成するのに、大きく寄与した。
交響曲第3番より「アダージョ」
Adagio from Symphony No.3
1楽章第2部より。
ひと通り吹いて終わりなので、ちょっと物足りない気もするが・・・
1stのsolo「あの部分」は、やはり難しいね。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 B3 Es2 Fes1
最低音 Es1 Es1 As0 As00
出版社/Ensemble Pablication 編曲者/Ken Murley CD音源/ 演奏履歴/なし
ショー
Lowel E. Shaw( ~ )
ホルン吹き。以上。
フリッパリーズ
Fripperies
ノリの良い曲が多数収められている、オススメの曲集(Vol.8までで、全32曲)
元はホルンアンサンブル用にShawが書いたもの。本気で仕上げるとなると結構難しい。
所有する楽譜のうち、Vol.6以降は手書き譜。ちょっと読みにくい。
1st 2nd 3rd 4th
最高音
最低音
Vol.1(No.1~4),Vol.2(No.5~8),Vol.3(No.9~12),Vol.4(No.13~16),Vol.5(No.17~20)
Vol.6(No.21~24),Vol.7(No.25~28),Vol.8(No.29~32)
出版社/The Hornists' Nest CD音源/なし 演奏履歴/なし
シャイデマン
Heinrich Scheidemann(1596~1663)
ドイツのオルガン奏者・作曲家。
プレアンブルム
Praambulum
プレアンブルムは前奏曲といった意味をもち、当時は演奏会全体の導入に演奏されたらしい。
音を出していないので、曲についてはコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 C3 E2 H2
最低音 Dis1 E1 A0 A00
出版社/Editions Marc Reift 編曲者/Kurt Sturzenegger CD音源/なし 演奏履歴/なし
シャイト
Samuel Scheidt(1587~1654)
「ドイツ・オルガン音楽の父」と呼ばれた人物。のちのJ.S.バッハにも大きな影響を与えた。
金管五重奏で有名な「戦いの組曲」は弦楽器・コルネット・サックバットによる五重奏からの抜粋。
カンツォン
Canzon
原曲はCanzon Cornette。
32部音符の上昇型の掛け合いなど、キマるとカッコいいのだが・・・。
落ちるとなかなか復活できないばかりか、他のパートにも感染してしまう恐れアリ。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 As2 G2 F2 D2
最低音 B1 D1 F0 F0
出版社/Editions Marc Reift 編曲者/Slokar T.Q. CD音源/Four of a Kind German Baroque 演奏履歴/第7回響宴
ベルガマスクのカンツォン
Canzona Bergamasca
金管5重奏の「戦いの組曲」の終曲として、よく知られる曲。
4重奏なので、5重奏よりも休みが少なかったり負担が大きいのは、仕方ないところか。
音を出していないので、どんな感じは不明。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 B3 D2 F1
最低音 Es1 Es1 F0 F00
出版社/Music Express 編曲者/Dave Thomas CD音源/なし 演奏履歴/なし
シューマン
Robert Schumann(1810~1856)
ドイツ・前期ロマン派の作曲家。
多くのピアノ曲と4つの交響曲を残し、ブラームスを世に知らしめるために尽力した。
トロイメライ
Traumerei
エルカー編曲のトロイメライ。
音域がかなり高く、プレイヤーにとってはまさに悪い夢のようだ。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Des3 B3 F2 F2
最低音 C1 As0 Es0 As00
出版社/Elkjer Music Publishing 編曲者/Robert Elkjer CD音源/なし 演奏履歴/なし
シュッツ
Heinrich Schütz(1585~1672)
シャイン,シャイトとともに、初期のドイツ・バロック音楽を代表する作曲家。
G.ガブリエリに師事し、「宗教的協奏曲集」はヴェニスで作曲したもの。
宗教的協奏曲集より「我が子、アブサロムよ」
“Fili mi , Absalon” from Symphoniae Sacrae
トロンボーン四重奏とオルガン、バリトン独唱による宗教曲。
いい曲なのだが・・・編成を考えると、演奏機会には恵まれないか?
1st 2nd 3rd 4th
最高音 A2 A2 D2 A1
最低音 E1 D1 C1 C0
出版社/Robert King Music Co. 編曲者/Robert King CD音源/slokar_barock slokar_25th 演奏履歴/なし
Since Christ Our Lord Was Crucified 宗教的合唱曲「キリストの7つの最後の言葉」より。
宗教曲とトロンボーンの相性は良いはずだが、音域の狭さが気になるところ。
音を出していないので、コメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 A2 Fis2 D2 A1
最低音 Fis1 D1 D1 D0
出版社/Accura Music 編曲者/Richards Myers CD音源/なし 演奏履歴/なし
セラーズ
Joey Sellers( ~ )
ジャズの分野、特にビッグバンドで活躍するトロンボーン奏者。作曲・編曲も手がけている。
Wars ポートランドの楽譜店で「投げ売り」価格で販売されていたので、買ってはみたが・・・。
5楽章からなる大曲であるが、音を出していないのでこれ以上コメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 B3 C3 E2
最低音 As00 Fis0 F0 G00
出版社/Balquhidder Music CD音源/なし 演奏履歴/なし
セロツキ
Kazimierz Serocki(1922~1981)
ポーランドの作曲家。国内の作曲家の間では重鎮だった・・・らしいが。
トロンボーン協奏曲のほか、珍しい編成の室内楽曲も書いている。
4本のトロンボーンのための組曲
Suite for four Trombones
トロンボーン四重奏曲を語る上では外せない名曲。
機会があれば、ぜひ挑戦してみたいのだが、最後のリップトリルがちょっと・・・
できない人にはホントできないからなー。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 C3 G2 F2 D2
最低音 F0 D1 C1 B0
出版社/Moeck Verlag Celle CD音源/Four of a Kind Triton's Angels trombonissimo 演奏履歴/なし
スーザ
John P. Sousa(1854~1932)
ワシントン生まれ。100曲を超える行進曲を作曲した、「マーチ王」。
100曲というけれど・・・曲名を挙げられるのは、いいとこ5~6曲だよなあ。
自由の鐘
The Liberty Bell
音を出していないので、曲についてはコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 F2 C2 F1
最低音 C1 C1 F0 B0
出版社/Musicians Publications 編曲者/ CD音源/なし 演奏履歴/なし
ワシントン・ポスト
Washington Post
よく知られた「ワシントン・ポスト」そのまんま。
無難な反面、あまり工夫のない、「へえ~」で終わる編曲。不可ではないか。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 F2 B2 F1
最低音 C1 A0 F0 B0
出版社/Musicians Publications 編曲者/Mark Benson CD音源/なし 演奏履歴/なし
シュペール
Daniel Speer(1636~1707)
ドイツの作曲家。通奏低音を用いた「教会ソナタ」を多く書いた。
この時代には珍しく、教会ソナタに金管楽器を用いたところが我々にとって重要な点である。
ソナタ ニ短調
Sonata d-moll
トロンボーン四重奏のレパートリーとしては有名な、シュペールのソナタ。
吹きっぱなしで、最後まで吹ききるのはかなりキツいが、とてもカッコいい曲。
オルガン譜も付属している。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 G2 F2 C2
最低音 B2 E1 E1 F0
出版社/International Music Co. 編曲者/Keith Brown CD音源/Virtuoses 2 STQ25years
       German Baroque German Musik Danielspeer
演奏履歴/第5回響宴
ソナタ ニ短調
Sonata d-moll
原曲は↑と同じ。こちらにもオルガン譜が付属している。
1stは、やっぱりキツい。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 G2 F2 C2
最低音 B2 E1 E1 F0
出版社/Ensemble Publications 編曲者/Howard Weiner CD音源/なし 演奏履歴/なし
スターク
Hermann Starke( ~ )
剣と槍をもって
With Sword and Lance
曲名のとおり、元気のいい感じの曲。それだけ。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Des3 Des3 A2 Es2
最低音 B1 C1 F0 B0
出版社/Dennis Wick Publications 編曲者/James Wedge CD音源/なし 演奏履歴/なし
ストーン
Jeffrey Stone( ~ )
All That Jazz Blues ,Boogie,Intermezzo,Swinging,Finaleの5曲構成。
曲調どおりに吹き分けられれば、聞き栄えのする曲なのかも・・・
まあ、それが難しいのか。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 G2 F2 F2
最低音 Des1 B1 A0 B0
出版社/Editions Marc Reift CD音源/なし 演奏履歴/なし
ヨハン・シュトラウス(1世)
Johann Strauss(1804~1849)
ウィーンで活躍した作曲家・指揮者。
「ワルツ王」で有名なヨハン・シュトラウス(2世)は彼の長男。
ラデツキー行進曲
Radetzky March
Trioの部分が中途半端で終わっているヘンな編曲。
ちょっといじって、アンコール用に。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 F2 F2 F1
最低音 G0 C1 G0 B0
出版社/Editions Marc Reift 編曲者/John G.Mortimer CD音源/なし 演奏履歴/第5回響宴
スザート
Tielman Susato(1500~1562)
ルネサンス・フランドル派の作曲家で、 当時主流であった舞曲形式の器楽曲を多く書いた。
新技術の活版印刷で楽譜の出版も手掛けていた人。
モリスダンス
La Mourisque
音域は、とてもラク。
つまりは音域が狭いわけで、金管5重奏のような輝かしい響きは期待できない。
3度くらい高い調で演奏すれば、それに近い雰囲気は出せるかも?
1st 2nd 3rd 4th
最高音 G2 F2 F2 F1
最低音 B1 B1 B1 C0
出版社/Kendor Music 編曲者/Greg Furlong CD音源/なし 演奏履歴/なし
ダンスリーからの組曲
Suite from the Danserye
舞曲集「ダンスリー」から5曲を抜粋。
↑のLa Mourisqueも含まれており、少なくともこの曲はこちらの方が良い編曲。
音を出していないので、これ以上はコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 G2 Es2 B2 G1
最低音 C1 B1 B1 B0
出版社/WEHR'S MUSIC HOUSE 編曲者/Kevin Henry CD音源/なし 演奏履歴/なし

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