トロンボーン四重奏 作曲家 【J】


ジョビン
Antonio C.Jobim(1927〜1994)
ブラジルの作曲家・ミュージシャン。ボサノバに属する曲を多く世に出し、自ら演奏もした。
代表作の「デサフィナード」や「イパネマの娘」は、知ってる人も多いハズ。
ノー・モア・ブルース
No More Blues
初めてFour of a Kindを聞いたときは、衝撃を受けたものだが、楽譜を見てさらに驚き。
こんな曲をあんな風に吹いてしまう、彼らはやっぱり凄い。
各パートに旋律を振り分けられているものの、休みがほとんどなく、非常にキツい編曲。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 F3 B3 C3 H2
最低音 A0 G0 G0 G00
出版社/Firebird Edition 編曲者/Kim Scharnberg CD音源/Four of a Kind 演奏履歴/なし
ジョンソン
William Johnson
「タキシード・ジャンクション」の楽譜には作曲者と記載されているが・・・。
実際は数名による共作であり、世に送り出したのはグレン・ミラー楽団。
タキシード・ジャンクション
Tuxedo Junction
音を出そうとしてみたが、初見ではちょっと難しかったため、あえなく中断。
Luis編曲だし、そうそう変なアレンジではないとは思うが。。。
Optionで5thトロンボーンが付属。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Des3 E2 Des2 D1
最低音 Es1 F0 Es0 Es00
出版社/Musikverlag Bruno UETZ 編曲者/Ingo Luis CD音源/なし 演奏履歴/なし
ジョプリン
Scott Joplin(1868〜1917)
クラシック音楽とアフリカ系黒人音楽を結び付けようとした作曲家。
「ラグタイム」が一つの音楽ジャンルとして認知されることに大きく貢献した。
4つのラグ
Four Rags
ジョプリンのラグタイムが4曲収められた曲集。
これで17$なんだから、内容と価格を考えると、非常にお買い得。
出版社/Wimbledon Music
編曲者/Ralph Sauer
エンターテイナー
The Entertainer
ジョプリンのラグタイムの中でも、特に有名であろう曲。
決して簡単ではないが、4曲の中ではラクな方だというのが怖ろしい・・・。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 As2 D2 G1
最低音 F1 C1 F0 B0
CD音源/Virtuoses-1 演奏履歴/なし
リフレクション・ラグ
Refrection Rag
2拍で1オクターブ以上の上昇アルペジオが頻繁に出てくる。
これさえラクに吹けるなら、「Four Rags」の中では簡単な曲になるのだが・・・
高音を無理やり吹いているうちは、まず吹きこなせないでしょう。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Es3 B3 Des2 F1
最低音 Es1 C1 C1 As0
CD音源/Virtuoses-1 演奏履歴/第2回響宴
プリーザントモーメント
Pleasant Moment
疲労の積分値が非常に高く、「Four Rags」の中では1stにとって最も過酷な曲。
2ndにも負担が振り分けられているが、焼け石に水か。
・・・意外とバストロがキツい(笑)
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 B3 D2 D2
最低音 F0 F0 F0 G0
CD音源/Virtuoses-1  Molt Trombone  trombonissimo 演奏履歴/第2回響宴
カスケイズ
Cascades
低音の跳躍が大変なバストロにとっては、「Four Rags」中で最難関となる曲。
1stは細かい旋律を長々と一人で吹かなくてはいけないので技術的にも大変だ。
どこでブレスをとったら良いんだろう???
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 H3 F2 Des2
最低音 H1 B1 C1 As0
CD音源/LIVE  trombonissimo 演奏履歴/なし
4つのジョプリンのラグ
Four Joplin Rags
いったいどんな意図があるのか・・・どれも常識の範疇を外れるほどキツい音域。
もっと吹きやすい調で、演奏効果の高い編曲のしかただってあるだろうに。
出版社/Kagarice Brass Edition
編曲者/Ivaylo Haristov
オリジナル・ラグ
Original Rag
音を出していないのでコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 F3 C3 D3 B2
最低音 C1 C1 C1 B0
CD音源/なし 演奏履歴/なし
Solace - A Mexican Serenade 音を出していないのでコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 D3 B3 H2
最低音 A0 C1 C1 B0
CD音源/なし 演奏履歴/なし
クレオファ
Cleopha
音を出していないのでコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 D3 D3 C3 B2
最低音 D1 F1 Es1 Es0
CD音源/なし 演奏履歴/なし
ラグタイム・ダンス
The Ragtime Dance
音を出していないのでコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Es3 A2 B3 As1
最低音 As0 B1 B1 As00
CD音源/なし 演奏履歴/なし
ラグタイム
Rag Times
Uwe Hegerによるアレンジのラグタイム曲集。
音域が低めに設定されているので、体力的にラクではある。
出版社/Noetzel Edition
編曲者/Uwe Heger
エンターテイナー
The Entertainer
音を出していないのでコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 D2 Es2 D2
最低音 F0 F0 F0 E0
CD音源/なし 演奏履歴/なし
Little Annie's Swing Rag この曲は、Hegerのオリジナル。
音を出していないのでコメント不能
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 G2 G2 G2
最低音 F0 F0 F0 F0
CD音源/なし 演奏履歴/なし
ラグタイム・ダンス
The Ragtime Dance
音域が狭いものの、1stの負担が小さい編曲。
ぜひ「ドスン!」を入れて演奏してほしい。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 F2 F2 D2 Es2
最低音 Es0 Es0 Es0 D0
CD音源/なし 演奏履歴/第6回響宴
イージー・ウイナーズ
The Easy Winners
ラグタイムは一生懸命吹くモノではない、という良い見本。
さすがベッケ編曲という感じだが、ラクには吹けませんな、これは。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 Des3 Des3 Ges2 Des2
最低音 H1 G0 D0 As00
出版社/Editions Robert Martin 編曲者/Michel Becquet CD音源/なし 演奏履歴/なし
マグネティック・ラグ
Magnetic Rag
音を出していないのでコメント不能。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 Ges2 D2 D2
最低音 B1 B1 G0 D0
出版社/Cimarron Music 編曲者/Bryan Doughty CD音源/なし 演奏履歴/なし
ピーチェリン・ラグ
Peacherine Rag
映画「海の上のピアニスト」でも使われていた曲。
1stの楽譜だけ見て「簡単じゃん」と思っていたら、大間違い。
2ndと3rdとの込み入った絡み合いが、意外と難しかった。
1st 2nd 3rd 4th
最高音 B3 G2 G2 G1
最低音 D1 D1 As0 Es0
出版社/Ludwig Music Publishing 編曲者/Ernest R. Miller CD音源/なし 演奏履歴/第4回響宴

戻る