秘境・祖谷温泉編

井川池田ICを下りて一般道をしばらく走っていると、カーナビの指示で山道に。
・・・と思ったら、あっという間に対向車とスレ違うことができないほど道が狭くなった。
目的地までは(ナビによれば)約10kmらしいのだが、危なくてスピードを上げられない。
途中、対向車が何台か現れたが、待避所をうまく活用できて事なきを得たが・・・
とても温泉宿があるとは思えないほど山奥へ向かって走り続けること約30分。
(何かいそうなくらい不気味な)暗いトンネルを抜けたところに、かなり立派な温泉宿が。
「秘境」の名は、決して大げさではないな。 こんな山奥なのに、駐車場に空きがない。。。 へー、これが祖谷渓谷ですか。

ケータイの温泉情報によると日帰り入浴1,000円とのことであったが、フロントの掲示では500円。
???と思っているうちにフロントの人が現れて、いろいろ教えてくれた。
内湯だけなら500円だが、露天風呂も一緒だと1,000円らしい。
時間に余裕はないが、せっかくの機会なので露天風呂に行ってみることにした。
すると、「こちらからケーブルカーにお乗り下さい」
おいおい、一体どこに連れて行く気だ?と思い外を見ると、そこには見事な渓谷が。
そこから階段状のケーブルカーに乗り込み、急斜面(60度はあったぞ)を降りていく。
時間がないのはわかっていたが・・・
せっかくなので悠長に露天風呂へ(笑)
渓谷の下に露天風呂が。
ケーブルカーで降りていく。
急斜面を昇降するので・・・
内部も傾斜がきつい階段状ww
5分ほど要して着いた先は、2階建ての露天風呂棟・・・の2階。露天風呂は1階だ。
宿泊客は朝食の時間だったようで、お客さんはほとんどいない。少なくとも、男湯はオレ一人。
谷底で(ぬるめの)お湯に入りながら目にしたのは、祖谷渓谷の見事な風景と、「かずら橋」。
そして何とも落ち着く静けさを、贅沢に味わってしまった。
露天風呂にて。
誰もいないので、カメラ持込み(笑)
露天風呂は、もちろん掛け流し。
温めのお湯は、渓谷を流れる川へ直接流入。
見づらいけれど・・・
奥に架かっているのが「かずら橋」。
露天風呂ではカラダを洗うことが出来ないので、再びケーブルカーに乗って内湯へ移動。
内湯にもほとんど客がいなくて、湯船でまったり。
・・・おおっと。気付けば午前9時。あまりのんびりもしていられないので出発することに。
時間があれば数km先の「かずら橋」を渡ってみたいところだが、仕方ない。
帰りは思いのほか、スイスイ走って来ることが出来た。
せっかくなので、ネタとして途中の展望台からトロンボーンを一撃お見舞いしてみる(爆)
来た道を戻り、高速移動で高松方面へ・・・と思ったら。
カーナビによると、使えそうな高速道路がないらしい。
仕方がないので、国道32号線をひた走る。
誰もいない展望台に・・・
トロンボーンケースが1個(笑)
祖谷渓谷に、一撃お見舞い((爆)) 再び高松方面へ。

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