ポートランド演奏旅行 第1日目

11月17日(日本時間)
〜出発の一日〜


母親に朝6時に起こしてくれるよう頼んでおいたのだが、何故か5時30分に起こされた。
昨夜は午前3時頃に実家に辿りついたので、ほとんど寝た気がしない・・・。
もうちょっと寝たかったが、ここで二度寝するのはあまりに危険なので、睡魔に耐える。
荷物の準備は終わっているので、身支度を整えて7時半に実家を出発。

本当はもっと早く出る予定だったのだが・・・。

昔、アメリカへ行った祖父が余らせたドル紙幣と硬貨があるから持って行け、とのこと。
出る直前のことだったので、すぐに持ってきてくれると思っていたのだが。
ずいぶん時間がかかると思ったら、言い出してから探し始めたらしい。おいおい。
どうやら30年前のシロモノで、1ドル硬貨や50セント硬貨なんてのもあったりする。
合計で約100ドル。ありがたく使わせてもらいます。

すっかり遅くなってしまったので、高速道路を使って千歳まで。
路面が乾いていたので安心して走ることができた。昨夜の吹雪は何だったんだろう。
有料駐車場へ車を置き、送迎バスで空港へ着いたのが集合時間の8時半ちょうど。
・・・なんとか間に合った。


JALカウンターでチェックイン。
ここでいきなりアクシデント発生。メンバーがひとり足りない(爆)
大至急連絡を取ったが、なかなかつかまらない。ようやく連絡がついたと思ったら・・・。
なんと、彼(=ゆ〜ちょ)はまだ自宅にいるとのこと。
羽田行きは午前10時の便だというのに、現在午前9時。
信じがたいことだが、出発が明日だと思っていたらしく、旅行の準備もしていないらしい。
これでは、どう頑張っても間に合うはずがない。
とりあえず、可能な限り早く家を出て、11時の便で羽田へ向かってもらうことに。
仮に11時の便に乗れても、成田へ移動・出国審査を経て15時発の国際便に間に合うかどうか。
新千歳〜羽田間の航空運賃と羽田〜成田間をぶっとばすタクシー代は、当然彼の自腹。
とてもリスクの高い賭けである。
引率(?)のきむきむは、初めからテンパっていて大変だ。

羽田行きの飛行機に乗った後のこと。
定刻になっても機体が動く気配がまったくない。結局、離陸が30分以上遅れてしまった。
機長のアナウンスによると、滑走路上のトラブルのせいらしいが。
おかげで、羽田〜成田間のリムジンバスも、予約していた便には乗れず、ずれ込むことに。
もともと我々の日程にもあまり余裕がなく、羽田では昼メシを買えずじまい。ハラ減った・・・。
結局、出国手続きを終えた後にゲート近くの軽食喫茶で食った鶏照り焼き丼が遅い昼メシとなった。まあ、レトルト食品じゃあね〜
今回は現地で鶏肉を一切食わないという戒律を自らに課しているため、鶏肉はここまでだ。
現地で鶏肉を食わないの何故か・・・。あの忌まわしい出来事は、機会があればそのうち。まあ、知らない人はほとんどいないだろうが(笑)
成田にて。出国手続きの直前。
本当は、奥で売っているおにぎりが食いたかったのに。
成田にて(その2)。
この頃、ゆ〜ちょは成田へ向けて爆走していたらしい(笑)
鶏照り焼き丼。
肝心のご飯がイマイチなんだよね〜、レトルトは。

国際線の機内に乗り込むと、あれだけみんなを騒がせたゆ〜ちょが、既に乗っていた(爆)
どうやら、メシを食っている間に追い越されたようだ(笑)
離陸から2時間ほど経ったところで、夕食が。ついさっき照り焼き丼を食ったばかりなんだが・・・。
しかも、その1時間後に「おやつ」が、3時間後には朝食が支給された。強制的に食わされてるカンジだ(笑)
夕食はチキンカレーor中華麺を選べるらしいので、当然中華麺・・・と思っていたのだが。
オレの座席を担当していた客室乗務員のオバサンは、どっちにするかを聞いてくれず、問答無用でチキンカレーを支給していった。
中華麺が品切れなら、素直にそう言えばいいだろうに。
早くも、自分に課した掟に例外が生じてしまった。なんだかなあ・・・
チキンカレーそれ自体は、美味かったのだが。
おやつのパウンドケーキ(のようなもの)は、さっき解凍しましたってカンジで包装が湿っていた。
これ、放って置いたらカビが生えるぞ(爆)
朝食はブルーベリージャムたっぷりのデニッシュとフルーツ&ヨーグルト。
まあ、食えないことはなかった。これでも前回に比べれば、かなりマシではある。
3年前のアメリ○ン航空の機内食には、かなりやられたからなあ。
強制的に支給された、夕食のチキンカレー。
味は悪くなかったが、乗務員の態度がムカついたぞ。

ビールの追加も拒否されたしなあ・・・。
朝食。
普段ならこれで足りるハズはないのだが・・・。

食事の間隔が短すぎるっつーの(笑)
機内の様子。
満面の笑顔のあやごんと、何やら対照的な菅ちゃん(笑)

今回、機内は限りなく満席だった。
前回はガラガラで、横になってリラックスできたんだけどねえ。やはり直行便は混むんだろうか・・・。
日頃から車中泊で鍛えているとはいえ、8時間近くの間、ずっと同じ姿勢でいるのは少々キツかった。
機内では座席のエンターテイメントシステムの映画やゲームなどで時間をつぶす。
「i ROBOT」を観たり、きむきむとリバーシをやったりしたが、すぐに飽きてしまった。
これからのハードなスケジュールに備え、できるだけ睡眠をとることにする。
すぐ後ろに座っていた若者たちが間欠泉のように爆笑していたが、無視。オレに眠れない場所などない。
車中泊、ではなく機内泊だ(笑)

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